少しでもプログラミング言語に触れているなら一度でも聞いたことがある言語と言えば、JAVAが挙げられるでしょう。プログラミングに興味がない人も見かけたことがあるかもしれませんし、認知度の高さは特徴でもあります。
その扱いやすさから数多くの企業で活用され続けており、その求人数も安定しています。もし興味があるなら、この記事を最後まで読んでみてくださいね。それでは、JAVAでできることは平均年収などをご説明しましょう。
この記事の目次
JAVAとは
- どんなOSでも活用できる
- オブジェクト指向で効率重視
JAVAとは数あるプログラミング言語の中でも特に高い人気を博している言語であり、Googleが活用している三大プログラミング言語の一つでもあります。
どんなOSでも活用できる
JAVAの最大のメリットは、どんなOSであっても問題なく活用できることです。多くのプログラミング言語は一つのOSで動作することはあっても、別のOSでは動作しません。
これでは別のOSで動作するか調べたくても、元から動作するものではないので意味がありません。
しかし、コンパイラ言語のJAVAはOS上で直接変換して処理を行うのではなく、JVMというプログラムとOSの中間に位置する実行環境で処理を行います。つまり、OSが変わったとしてもJVMによって問題なく処理できるのでOSに左右されることなく開発が進められるのです。
オブジェクト指向で効率重視
JAVAはオブジェクト指向であることも特徴の一つです。
オブジェクト指向とは一つのものの考え方であり、いかに効率良くプログラムを組み立てるかを考えられるようになっています。
先に一つの完成形を組み立てるのではなく、完成形に至るにはどんなパーツが必要になるのかを考え、それらを先に用意してから組み立てることで完成形を生み出します。
つまり、どんなプログラムであっても効率良く組み立てられるようになっているということです。
ガベレージコレクション機能
さらにJAVAにはガベージコレクション機能が搭載されています。
ガベージコレクションとは、通常メモリ領域内に保存される部分が不要になった時に自動で解放されるシステムのことです。本来、メモリ領域内には様々な処理によって得た情報を保持するようになっています。
JAVAが普及する以前は多くの処理を行うほど情報量が蓄積されてしまい、その影響でパソコンなどの動きが遅くなってしまうのが欠点でした。
しかし、JAVAに搭載されているガベージコレクションにより、メモリを自動で管理してくれるので不必要になった情報を解放し、パソコンなどの動きを遅くしないようにします。
ただしJAVAは高性能な分、習得するのが難しい言語です。
JAVAを取得する前にもっと簡単な言語を習得するのがおすすめされることもあるので、初心者はいきなりJAVAの習得を目指すよりも別の言語を習得して、スキルや経験を積み重ねてからの方が良いかもしれません。
JAVAを身に着けると出来ること
- 業務システム開発
- Webアプリケーション
- ゲーム開発
今現在も高い人気と利用率を誇るJAVAは様々な分野で活用されています。主な利用用途は業務システムの開発ですが、OSを問わず開発がすすめられるのでWebアプリケーションやゲームの開発及び制作が進められるのが大きなメリットです。
①業務システム開発
JAVAはOSに左右されずに様々なシステムを開発及び制作ができることから、数多くの分野の業務システムが開発できます。
- 銀行の取引システム
- 配送システムなど
数多くの業務システムがJAVAで構成されています。
特に様々な情報を管理するためのデータベースもJAVAで構成されているので、大事なシステムの中枢を担う重要なプログラミング言語だと言えます。
②Webアプリケーション
JAVAは主に大規模なWebアプリケーションを開発する際に使用されています。私たちの身近なサービスから様々なサービスを構成しているため、まさになくてはならない言語だと言えるでしょう。
代表的なのはTwitterです。
Twitter以前までRubyで構成されていましたが、アクセス過多になると処理落ちしてしまう欠点がありました。
しかしJAVAに変更したことで処理落ちしなくなったのです。JAVAは難しい言語なので開発に時間がかかるものの、高性能のアプリケーションを提供するのに欠かせない言語だと言えます。
③ゲーム開発
JAVAはクオリティが高いゲームの開発も可能です。
プログラミング言語によるゲーム開発なら他の言語の方が使いやすいという人もいるかもしれませんが、大人気ゲーム『マインクラフト』もJAVAで構成されています。
マインクラフトのように世界中で人気を博すほどクオリティが高いゲームがJAVAで開発できるとなれば、十分挑戦する価値があります。
JAVAの平均年収は700万円~900万円
JAVAは世界中で幅広く活用されているプログラミング言語であり、その扱いやすさは様々なプログラミング言語でもトップクラスです。
そんなJAVAエンジニアの平均年収は、およそ700万円~900万円となっています。これは数多くの企業で必要とされている言語であり、どんなシステムにも対応できることから求人数と共に月収も安定している傾向にあるでしょう。
新規開発にもJAVAが使われていることは珍しくなく、数多くのプログラミング言語の中でも特に重宝されています。JAVAを習得するのは総合的に見て難しいとはいえ、安定した需要と収入、仕事の幅が広いことを考えると、エンジニアとして活躍するならJAVAについて勉強する必要性があるのではないでしょうか。
JAVAを0から学ぶためには【入門】
JAVAを学習するためにはプログラミングスクールに通って学習する方ほとんどです。
ただしまったく未経験であれば動画で基礎的な概要を理解しておいたほうが無難です。※途中で挫折するのを防ぐためです。
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料金 | 各コンテンツによって異なる |
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無料期間 | 無料コンテンツあり |
学べる言語 | すべて |
まとめ
- オーソドックスな言語として幅広く知られている
- 基本的に使用環境を問わず、どこでも使える
- 数多くのプログラミング言語の元になっている
- JAVAは難易度が高い言語
- JAVAの平均年収は700万円~900万円
JAVAは○○位!!
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