プログラミング言語解説

C++とは?出来ることや平均年収を解説【入門】

C++

C#やC言語といった似たような言語がある中で、それらと似た性質を持っているプログラミング言語がC++です。

C++はどちらかと言えばC言語を拡張したような言語であり、C言語では作るのが難しいプログラムを作ることができます。

どちらにしても習得難易度は高いですが、C言語が理解できるなら問題はありません。

今回はC++でできることや平均年収などについてご紹介いたします!

C言語は現役プログラマーがおすすめする言語第3位に選ばれました!
記事の末尾で紹介します。

C++とは

  • C言語の後継
  • C言語と互換性がある
  • 用途が幅広い

C++はC言語の後継のようなプログラミング言語であり、C#とは似ているようで全く違う性質を持っています。C++はC言語の拡張版として発表され、30年以上も前に開発されました。

なぜC言語ではなくC++を開発するに至ったのかというと、C言語ではいくつかの問題があるからです。

本来、プログラムやアプリケーションを開発する際にコードを書き込みますが、C言語だと多くのコード量を書き込まなければなりません。書くコード量が多いということはそれだけごちゃごちゃしやすいということであり、他の人が見た時に理解するのに時間がかかってしまいます。

これでは開発効率の低下に繋がるため、互換性があるC++が開発されました。C++はC言語と同じプログラムなのに、書き込むコード量が少ないのが最大のメリットです。

オブジェクト指向なのでプログラムを変更することがあっても柔軟に対応してくれることから、C言語では難しかったこともC++なら手軽に開発できます。

特に大きなメリットは、C言語と互換性があることです。互換性があるということは一からシステムを作り直す必要性がないので、そのままC++に移行できます。

用途が幅広い

C++は様々なWebアプリケーションやスマホアプリ、ゲームの開発に活用されており、大規模な業務システムなどにも大いに活用されています。

一番身近なサービスで言えば、GoogleChromeでしょう。

WebブラウザのGoogleChromeはC++で構成されており、拡張機能のプラグインもC++によって開発されました。

また、様々なゲームをプレイしたことがある人なら目にしたことがあるかもしれない、『Unreal-Engine』もC++によって開発されています。

Unreal-Engineは様々なプラットフォームで非常にクオリティが高いゲームをいくつも開発しているもので、C++があるからこそ実現できています。

今もなおC++を必要とする現場は非常に多く、C++が扱えるエンジニアを積極的に採用しています。

習得難易度はC言語よりも高いと言えますが、安定した求人数や様々な開発に携われるというのはエンジニアとして大きな経験に繋ります!

C++を身に着けると出来ること

  1. スマホアプリやゲームの開発
  2. 業務システム
  3. Webアプリケーション

C言語でできることならC++でもできますし、何よりC言語よりもスピーディに開発が進められるので一気に効率化が図れるでしょう。様々な多様性を秘めているC++であれば、多くの企業で活用できるはずです。

C++を身に着けるとできることについて見ていきましょう!

①スマホアプリやゲームの開発

スマホのアプリを開発するにはJAVAやObjective-C、Swiftといった言語を活用します。

C++だとそのままでは開発できませんが、C++Builderという総合開発環境を利用することでスマホのアプリが開発できるようになります。

AndroidやiPhoneに関わらず様々なアプリを開発することができるだけでなく、Visual Studioを利用すればゲーム開発も可能です。

Visual Studioはマイクロソフトの総合開発環境であり、強力にサポートしてくれるので開発段階で困ることがありません。

②業務システム

C++で構成される業務システムは、一般企業から大企業まで有効活用されています。

  • 金融システム
  • 大規模な業務システム
  • 公共機関のシステム

など至るところでC++が活用されており、まさに国を支えるプログラミング言語の一つだと言っても過言ではありません。

ここまで様々な業務システムに活用されているのは、OSの制御やプログラムの実行速度が速いの一言に尽きます。

OSの制御ができれば様々な場面で応用力が発揮できますし、プログラムの実行速度が速いということは、それだけ頻繁に機能を追加してもストレスになりにくいです。

実行速度が遅いようでは重要な業務システムにおいて問題に繋がりかねないので、C++はとても活用できる言語だと言えます!

③Webアプリケーション

PythonやRuby、PHPといった言語が中心となって様々なWebアプリケーションを開発している中で、C++もWebアプリケーションの開発に大きく関わっています。

これはC++自体の実行速度が速いことと動作が安定していることで、安心して開発が進められるのがメリットです。

しかし先ほどのPythonやPHPといったプログラミング言語が主流となっているので、C++を使った開発は少ないのが現状です。

C++の平均年収は500万円~800万円

C++は基本的にC言語のような使い方ができるばかりか、C言語よりも優れている部分が多いので多くの企業が導入に力を入れています。それだけ開発が効率的になりますし、有用なプログラミング言語として活用できます。

そんなC++エンジニアの平均年収は500万円~800万円となっています。C++はC言語を拡張したような言語であり、より多くの可能性があることから多くの企業がC++を扱えるエンジニアを求めています。

平均年収も他の言語に比べて幅広く、求人数も安定しているので就職先や転職先に困ることはありません!

特に元々C言語を習得していたエンジニアならC++も難なく習得できるので、さらに年収がアップする可能性があります。初心者が一から習得するには大変かもしれませんが、C言語よりかは簡単なので挑戦するのも良いでしょう。

C++を0から学ぶためには【入門】

C++を学習するためにはプログラミングスクールに通って学習する方ほとんどです。

ただしまったく未経験であれば動画で基礎的な概要を理解しておいたほうが無難です。※途中で挫折するのを防ぐためです。

動画であれば「視覚」「聴覚」で効率的に学習できます。

おすすめはUdemyです。C++の基本的な動画を低価格で学習することができます。

Udemy(ユーデミー)
Udemyは世界最大の動画学習プラットフォームです。80,000以上のコンテンツから自分の学習したい言語を学ぶことができます。価格も安いので動画で学ぶというのがどういうものか知りたい方にもおすすめできます。
料金 各コンテンツによって異なる
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学べる言語 すべて

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まとめ

  • C#やC言語と似ており、C言語と互換性がある
  • C言語では作成が難しい場合でも、C++なら作成できる可能性が高い
  • C++の習得難易度はC言語よりも高い
  • C++なら書き込むコード量が少なく、実行速度も速い
  • 平均年収は500万円~800万円

C++は○○位!!

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