はじめまして。
スズキと申します。
私は地方で働いていましたが、身体を壊し仕事を退職してしまいました。
1年ほど実家でお掃除係(いわゆるニート)をしていましたが、さすがにそろそろと働かなければと思い、いろいろ調べていたところ自宅でも出来るWEBデザイナーという仕事に興味を持ちました。
今回はWEBデザイナーを目指し、某大手WEBデザインスクールに通学した時間が無駄すぎたので自戒もこめて皆様にお伝えしたいと思います。
名前 | スズキ |
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年齢 | 30歳 |
前職 | 機械セールス→設計会社セールス→無職 |
この記事は実際の体験談です。
- これからWEBデザイナーを目指す方
- WEBデザインスクールに通おうとしている方
は最後まで見ることをおすすめします。
この記事の目次
【体験談】某大手WEBデザインスクールが座学ばかりで無駄すぎた
いいことばかりいうWEBデザインスクールの担当者
まずWEBデザイナーに興味をもった私は業界でもかなり有名な某大手WEBスクールで「WEBデザイナーコース」の説明会に参加すべく東京に向かいました。
その時担当してくれたのはいかにも好青年な26歳くらいの「村上さん(仮名)」という方でした。
正直フリーランスという働き方には興味がありましたし、フリーランスになれればいいなと思っていました。
しかし、学校に通ったくらいでフリーランスのWEBデザイナーとして活躍できるのかは疑問でした。
需要に供給が追い付いていない・・
この言葉をすっかり信じてしまった私はその日に入学を決めました・・
※受講料は20万円
(少しWEBの世界で働いている人ならわかると思いますが、かなりの馬鹿ですよね・・)
- 学校で仕事をあっせんしている
- WEBデザイナーは需要が多い
- 単価7万円の仕事がたくさん受注できるから受講料がすぐにペイできる
WEBデザインスクールって座学中心なの?
WEBデザインスクールへの申し込みを終えた私は、かなり夢と希望に溢れていました。
なぜなら学校を卒業すれば、WEBデザイナーとして活躍でき、しっかりと収入を上げることができるから。
実際に授業が始まったのですが、教科書を2冊渡されWEBデザインの基本を座学で進めていきました。
座学で基本を学びつつ、授業の後半にはモニターを2台ならべ
- 左側は講師がコードを書いているビデオ
- 右側は自分でコード書く
↓イメージは下記のような感じです。
これがずっと続きました。
WEBデザインを知らない私は、これが正しい学習方法であると信じて疑わなかったです。
マンツーマンレッスンでは試験対策を薦められる
私のカリキュラムはマンツーマンレッスンが5回に1回程度組まれていました。
マンツーマンレッスンでは教科書でわからない部分の確認と、コードの書き方を丁寧に教わりました。
滅多にないマンツーマンの授業でしたので、
- コードの書き方
- WEBデザインの学習進捗
- 本当に仕事は取れるのか?
など。知りたいことを質問しまくりました。
講師の方は
とのことで、WEBデザイナー検定3級の試験対策も始めることになりました。
衝撃を受けた現役WEB担当者の話
とまあ、
- 座学5回
- マンツーマンレッスン1回
- 家ではWEBデザイナー検定対策
といったようにWEBデザインスクール講師のいうままにWEBデザインの勉強を進めていたのですが、あるときバリバリのWEB現場で働いている人に出会いました。
その方はWEBサイト・ポータルサイトの制作・保守を行っている大手企業のWEB担当者でした。その方が個人的に作ったものを見せてもらいましたが、ものすごく綺麗でしっかりとしたWEBサイトでした。(なんかの受賞歴もあるらしいです。)
その方に今WEBデザイナーを目指し、WEBデザインスクールで勉強していること。さらにWEBデザイナー検定を取ろうとしている話をしました。
最初は「へーそうなんですね!」
という程度の反応でしたが、なるべくWEBの現場がどんなところか知りたかった私は、今やっている教科書とカリキュラムを見せてアドバイスをもらおうとしました。
すると以下のような言葉が・・
・・・これって意味ないと思います。僕が見ても全然わからない(笑)・・(WEBデザイン検定の過去問を見て)
というか少なくとも僕の周りにWEBデザイン検定を受けた人、その資格を持っている人はいないです。実践では何の役にも立たないので・・
衝撃でした。てっきりみんなWEBデザイナー検定に合格した人だけかと思ってました。←(バカ)
さらに
座学中心の授業って意味なくないですか?大工を目指している人が「家の建て方」って本をノートに書いて学ぼうとしているみたいなものだと思いますよ。
実際にWEBサイトを立ち上げて作業するのが一番身に付きます。
ごもっとも
さらにで申し訳ないですけど、もう一個
WEBデザイナーの仕事があふれているなんてありえないです。そんな学校少し行ったくらいで仕事もらえるならみんな通いますよ
もうWEBデザインスクールで勉強して仕事をもらおうとしている私を全否定ですよね。その人は口調はやさしかったのでトゲはなかったですが・・
のちにこの方がいったことはすべて正しかったと知ることになります。やはり現場の話は絶対に聞いておいたほうがいいですね。
- WEBデザイン検定は現場でなんの意味もなさない
- WEBを座学で学ぶのは大工を目指している人が「家の建て方」を本見て学ぼうとしているようなもの
- 少しWEBデザインを学んだくらいで仕事がもらえるなんてありえない
やっぱり座学ばかりのWEBデザインスクールは無駄だった。
現役のWEB担当者の話を聞いた私は、スクールに行って「もっとWEBの現場で役立つことを学習したい・実践的な作業を教えてください」と話をしました。
しかし
と返答されるだけでした
受講料は一括で支払っているので、辞めるわけにもいかず渋々了承しました。
しかし座学中心の授業スタイルは変わりませんでした。
そして時は流れ、WEBデザインスクールでいよいよ卒業の時を迎えます。
WEBデザインスクールで身に付いたのは知識だけ・・
私自身がWEBデザインスクールに通学して身に付いたことは基礎知識だけです。WEBデザイナー検定3級は受かりました。
現場では何の役にも立ちません。卒業時点でも、ひとりでまともにホームページひとつ作れなかったです。
そして入学の説明会の時に村上(担当者)がいったことはすべて嘘であることがわかります。
ふざけんな!担当者(村上)の言った嘘
- 学校で仕事をあっせんしている → もう少しスキルを磨けば紹介できます。
- WEBデザイナーは需要が多い → 多いかもしれないがスクール上がりの駆け出しには声はかからない
- 単価7万円で受講料がすぐにペイできる → ペイできるわけない(完全に損した)
上記のように入学時点では良いことばかりいっていたのに、卒業しいざ在宅の仕事を紹介して欲しいと伝えたときには
といったようにノラリクラリと話を逸らされます。
ふざけんなよ!
と思いましたが、現場のWEB担当者の話を聞いた時からこうなることは予感していました。
もうだめだ。このスクール
WEBデザイナーになりたい人に検定の取得を勧めたり・仕事のあっせんをエサに入学させるのは結構あるみたいですね。
私みたいになりたくない人はよーく調べたほうがいいです。
実践形式のプログラミングスクールに通学しなおした
某大手デザインスクールで悔しい思いをしましたが、このまま諦めるわけにはいかないので、違うプログラミングスクールに通学することにしました。
WEBデザイナーからプログラミングに変更したのは、WEBデザインはこれから先、素人でも作れる時代になると思ったからです。
2019年現在もそうですよね。
- WIX
- JINDO
- wordpress
- ほかにもたくさんあります。
こういったCMSで誰でも簡単にWEBサイトが作れる時代に、WEBデザイナーを目指すのはちょっと違うかなと。(完全に私のリサーチ不足です。)
どうせならこうしたCMSとかマッチングサイトを構築し、制作できる側になりたいなと思ったためです。
そして今回は超実践形式のプログラミングスクールTECH::CAMPを選びました。
今回の趣旨から外れますので、詳細は省きますが、一度失敗した私がおすすめするプログラミングスクールですので間違いないです!
※興味のある方はTECH::CAMPの公式サイトをご覧ください。
入学金 | 148,000円 |
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料金 | 14,800円/月額 |
ポイント① | 通学・通信どちらも対応 |
ポイント① | 選べる7つのコース |
ポイント① | 就職・転職支援充実 |
余談ですが、TECH::CAMPは過去に他のWEBスクールに通っていたけど身に付かず、通いなおすしで来る人も多いそうです。
WEBデザイナーなんて目指さなくていい
実践的なプログラミングスクールでガリガリやった私は、今はある程度在宅ワーク(フリーランスエンジニア)で生活できています。とはいっても自宅なのでもっと独り立ちしなければと思ってはいますが・・
某大手WEBデザインスクールでこれから
WEBデザイナーになりたい!
と過去の私のように思っている人に伝えたいことは、
WEBデザイナーなんて職種は目指さなくていい!
ということです。
今はCMSがたくさんあるので、それさえ使いこなせればWEBサイトなんて簡単に作ることができます。
今時、手打ちを座学で教えるWEBデザインスクールは本当に最低で、情弱をカモにしているにすぎません。(私のような・・)
ただそういった20万円支払って悔しい思いもしたので、奮起できたという点に関して感謝しています。
まとめ
長くなりましたが私の体験談を読んでいただいてありがとうございました。
最後は今回のポイントを端的にまとめたいと思います。
- 某WEBデザインスクールは座学中心
- 座学でのWEBデザイナー習得はマジ無意味
- 入学時の良い話ばかり鵜呑みにしてはいけない
- WEBサイトは今やデザイナーなしでも簡単に作れる時代
- 現場の人の話は積極的に聞くべき
- プログラマーのほうが需要がある
TECH::CAMPはおすすめです。
以上です。